TATSUYA HAMASAKI

CHIEF ENGINEER

未経験から大規模案件のPMへ。
幅広いポジションに挑戦できる、PLAYならではの中途キャリアの描き方

他業種から中途採用でPLAY(旧スキルアップ・ビデオテクノロジーズ株式会社、以下:SUVT)に入社した入社11年目の浜崎さん。
IT業界未経験からキャリアをスタートし、今では某大手衛星放送局のオンデマンドサービス案件のPM(プロジェクトマネージャー)ポジションへ。技術の身につけ方、PLAYならではの仕事のやりがい、今後のキャリアパスについて話を伺いました。

転職で訪れたターニングポイント

他業種からIT業界へ。中でも動画配信事業に携わった経緯はなんですか?
浜崎:新卒でアパレル企業に就職し、約6年間店舗スタッフとして働いていました。転職を考え始めたのは、僕が27歳頃だったと思います。転職活動を開始した当時は、業界を問わず営業職を中心に応募していました。

IT業界を選んだ理由は、今後伸びていく業界だと感じた点と、成長過渡期だからこそのやりがいや面白みがあるのではないかと期待したからです。

もともと工業高校出身で情報系を専攻していましたが、社会人としてはプログラミング未経験。未経験から開発職への転職は難しかったのですが、未経験からスタートできる品質管理ポジションの募集を見て応募しました。

当時のSUVTは、動画配信事業に特化した会社社ではなかったので、動画配信事業に関わったのは入社して6年目からになります。
モノ作りに関する技術はどのように身につけたのでしょうか?
浜崎:品質管理メンバーとして、最初は検証作業を担当しました。検証作業は開発技術を有していなくても一般のエンドユーザ視点を持っていれば担当でき、スタートラインとしては比較的ハードルが低めでした。

入社してからの5年間は品質管理部門に所属し、要件定義〜設計・開発、成果物の検証をする流れや、テスト項目書・仕様書・設計書や報告書の作成方法までモノ作りの一連の流れを身につけました。
品質管理部門では、モノ作りのベースを習得されたのですね。動画配信に携わるきっかけとなったのはどの案件ですか?
某大手放送局のオンデマンドサービス立ち上げプロジェクトで、初めてプログラマとして携わりました。全くプログラミングに触れたことがないところからジョインしましたが、設計やプログラミングの基礎をインプットしました。
その後は、小規模案件を複数担当した後、ULIZAの保守をする部署に異動となり動画配信技術を身につけました。

ジョブローテーションで自分の強みを見つける

現在、浜崎さんがメインで担当されている案件について教えてください。
浜崎:某大手衛星放送局様のオンデマンドサービス案件に携わっています。現在担当しているのは3案件。
そのうちの2つは、既存システム保守案件のPMとして、お客様からの問い合わせ対応や追加改修の精査、開発メンバーのアサインを行なっています。
もう1つは、バックエンドシステムのリニューアル案件のPMOとしてPMをサポートしています。

このように、ひとりで複数案件を担当するケースが多いですね。
最下流〜上流工程までキャリアを積まれ活躍されていますが、ジョブローテーションを経験して良かったと思いますか?
浜崎:人それぞれだと思いますが、僕自身はジョブローテーションをして良かったと思っています。
プログラムを組む才能やセンスに関しては、僕よりも長けている人が非常に多いからです。
広い視野を持ち、全体を俯瞰して各担当者への作業割り振りや、お客様と打ち合わせを重ね、リリースに向けてどうアプローチするのかを考えるPMの仕事が僕には向いていると思っていますし、上司の判断もあって今に至っています。
PMを目指す若手社員もいますが、そういった後輩へのアドバイスはありますか?
浜崎:個人的には、プログラマやシステムエンジニアとして10〜15年経験した上でPMになるのが一番理想的なキャリアパスだと思います。
僕の今の技術力だと、お客様先での打ち合わせの場で解決できるケースとそうでないケースがあるので。
「自ら手を動かし、経験を積んでからPMになった方がいいよ」と伝えたいです。

お客様にとってより最適なサービスを提供したい

入社11年目の浜崎さんだから感じる、PLAYならではの魅力は何でしょうか?
浜崎:確実にステップアップできていると実感しています。
実は、先ほどお話した某大手放送局のサービス立ち上げプロジェクトのPMに抜擢され、実力不足から挫折し、別の社員に途中交代した経験があるんです。
「一度失敗したらおしまい」ではなく、その後のフォロー体制がしっかりしている点や再度チャレンジするチャンスを与えてもらえるのはPLAYならではだと思います。

やりたいことを明確に示せば、興味領域に近い仕事にアサインしてくれるケースも多いので、そこはPLAYならではの良いところなんじゃないかな。
合併したことで期待していることはありますか?
浜崎:大前提として、企業合併はなかなかできない経験だと思っています。
実は、今担当している案件のバックエンドシステムは旧SUVTがやっていて、フロントサイドは旧ロジックロジックが担当していたんです。
以前は、お客様を介してやり取りしていた協業会社同士が一つの会社となり、直接やりとりができるのはまさにWin-Winだと思います。

技術的な話になると、案件によって提供できるプロダクトの選択肢が増えることでしょうか。今までは「ULIZA」しか選択肢がありませんでしたが、「LOGICA」や「STREAKS」もあるので、今後は状況に応じてプロダクトを使い分けられるようになるのは大きいですね。
選択肢が増えたので、よりお客様に提案できるサービスの幅が広がることに期待しています。
PLAYのビジネスモデルの面白みは何だと思いますか?
浜崎:大規模案件の場合、複数の協業企業と連携する必要があります。時には制約があるケースもありますが、その中で、お客様からのリクエストに対しできる範囲で応え続けるのは、責任も重大ですし大きな面白みを感じます。
小規模〜中規模案件にシステムエンジニアとして携わった時には、自分からお客様に提案し採用頂いて機能開発をした経験もあります。
案件の規模や役割によって感じる面白みややりがいは様々ですが、必ず見出せるはずです。
浜崎さんご自身が将来的にPLAYで成し遂げたいことはありますか? 
浜崎:お客様に「僕が担当でよかった」と思ってもらい、次の仕事につながる関係性を築くことで会社に貢献したいと思っています。
そのためには、お客様に対して、丁寧に対応し続けることはもちろん、技術についても常に磨き続け、お客様が抱えるニーズや課題解決の手段をすぐに提示できる存在でありたいですね。